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夫婦で住宅ローンを組む選択肢!

「共働きだけど、住宅ローンってどう組むのが正解?」

家を買おうと考えたとき、こんな疑問を抱えるご夫婦は多いのではないでしょうか。

最近では共働きが当たり前になり、「夫婦で一緒に住宅ローンを組む」というケースが増えています。けれどその分、選択肢も多くなり、「ペアローン?収入合算?どう違うの?」と悩む方も少なくありません。

また、お互いの働き方の違いや、将来のライフスタイルの変化も含めて、慎重に検討したいという声もよく聞かれます。

そこで今回は、夫婦で住宅ローンを組むときに知っておきたい2つの仕組みと、その選び方のヒントをお届けします。


【ペアローン:2人の可能性をフル活用!】

  • 夫婦それぞれが別々にローン契約を結ぶ方式

  • 2人とも住宅ローン控除が利用可能

  • 団信(団体信用生命保険)もそれぞれに加入

  • ただし手数料や契約手続きは2倍になる

ポイント: それぞれが正社員で安定収入がある夫婦に向いています


【収入合算:シンプルで柔軟な選択肢】

  • どちらかが主契約者となり、もう一人の収入を合算

  • ローンは1本なので手続きがシンプル

  • 控除や団信は主契約者のみに適用

ポイント: 一方がパートや扶養内など収入に差がある家庭にフィット


【2人にとっての“安心”とは何かを考える】

お得さだけでなく、「どちらの方法が続けやすいか」「将来変化があったときどうなるか」を考えることが大切です。

たとえば、出産や転職、育休など、ライフステージの変化にどう備えるか。
また、もし離婚や収入の急変などがあったとき、それぞれにどんなリスクがあるかも把握しておきましょう。


【一緒に選んだ道だから、支え合える】

家づくりは家計づくり。2人で納得して決めたローンは、きっと暮らしを支える土台になります。

ポイント: 得か損かより「2人にとっての安心」を基準にローンの形を選ぶのが大切です。