土地を探す4つのポイント(読了目安1分)
まず大事なところは金額も含めた総合点で掘り出し物の土地はないです。
土地の金額は、
エリア毎の相場にその土地の良いところ足し算して、悪いところを引き算して設定されます。いい土地は高いし、安い土地は何らかの悪いところがあります。
そこで重要なのは、
予算を考える
土地を探すエリアを考える
土地の良いところ悪いところを知る
優先順位と妥協点を考える
この4点です。
予算を考えるは
建物も建てて総額がいくらで、その中で土地にいくらと考えましょう。
土地だけの予算で考えて、その後建物の金額を見たら予算オーバーこれでは振り出しに戻ってしまうので、土地と建物は平行して探すのがお勧めです。
エリアを考えるは
土地相場、職場との位置、実家との位置、学区、交通機関・商業施設との位置、災害想定こういったポイントは数値で測れるので分かりやすいですが、他にも大事にして頂きたいことが「どんな暮らしをしたいか」です。
実は土地はエリア毎で流通している大きさに傾向があります。大きい土地での暮らしがしたいのに、大きい土地が流通しないエリアで探していても上手くいきません。
また将来的な暮らし方に大きな影響を与えるのが、街づくりの誘導地域に入っているかです。詳細は長くなるのでここでは割愛しますが、コンパクトシティのエリアに入っている方が便利な暮らしがしやすいと想定されます。
土地の良いところ悪いところは
陽当たり、道路条件、土地形状、土地に対して何らかの工事が必要か、交通機関・商業施設・学校との距離、これの良し悪しが金額に影響が出ます。
金額に影響が出にくいですが、近隣状況によって虫が出やすかったり、子供がケガをしないようにフェンスが欲しい場合があるので、近隣状況も是非気を付けてください。
優先順位と妥協点を考える
これが最も悩ましいところだと思います。
陽当たりが一番大事!利便性の高いエリアが一番大事!道路は多少狭くても妥協できる。
文字で書くと簡単ですが、高いお金をかけて住むところを決めるのですから、実際にはそんな簡単に考えられません。また土地の流通状況と土地建物費用の相場を把握していないと、よりベターな答えを探せません。
この優先順位と妥協点を考えることが上手くいかないときには、信頼できるパートナーとなる専門家を見つけて相談することをおすすめします。
なので、最も重要なことは土地探し家づくりのパートナー探しとも言えます。