掘り出しものの土地(読了目安2分)
土地探しのポイントにて
金額も含めた総合点では掘り出しものの土地はないというお話をしました。
ですが人気が出そうな土地、すぐ売れてしまうような土地の情報をいち早く、表に出る前に手に入れることは可能です。上手くいくと自分に合った土地が見つかるかもしれません。
見方によってはこれが掘り出しものの土地と言えると思います。
土地のチラシを見ていると、初めて見る分譲地なのにすでに「予約」や「済」となっていることがありませんか?
これは分譲地を売りに出す時の流れが
業者が土地購入→分譲地の計画を進める→相談受けている顧客に分譲地を紹介する→広告を出す
となっているからです。顧客に土地を紹介していい時期には法律の制限があるので、何ヶ月も前から紹介を受けられるわけではないのですが、いち早く情報を手に入れる人達がいるのです。
分譲業者としての目線でお話させて頂くと、分譲区画の値段設定するときは、どの区画も総合点は変わらないようにするのですが、実際には早く売れる区画の傾向があり、広告を出す前に決まっています。
分譲地の中で条件の良い=金額が高い区画が早く売れる傾向にあります。
ここで注意点があります。
不動産業者に相談して、いち早く情報が手に入れる。これは最速ではないです。
実は不動産業者毎に得意分野あり、分譲地事業を得意としている業者に相談するのが最も情報が早いです。先ほどお話した分譲地を売る時の流れに補足しますと、
業者が土地購入→分譲地の計画を進める→相談受けている顧客に分譲地を紹介する→付き合いのある業者に紹介する→広告を出す
こうなります。
つまり分譲業務を得意としている不動産業者に相談することが最も早く情報を手に入れる方法となります。
また状況やタイミング次第にはなりますが、分譲の区画の割り方を相談することも可能です。分譲業者としてはその地域で売りやすい大きさで区画を割るので、50坪が売りやすい地域では50坪の分譲地ばかりになります。それでも60坪・70坪の土地が欲しい。
土地の間口がもう1m欲しい。こんな要望が叶えば、これ以上ない掘り出しものの土地ではないでしょうか?